10.7.13
"経営幹部のリーダーシップ"に関するマネジメント人材育成が関西学院にて開催されました。
大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム
~マネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発~
11月13日,14日の二日間に渡り、"経営幹部のリーダーシップ"に関するマネジメント人材育成セミナーが開催されました。このセミナーは、表題連携支援プログラム活動の一環として行われたもので、青山学院大学、南山大学にても既に実施されています。
氏の長年にわたる豊富なコンサル活動の経験を基にした講義は、実例に富み非常に分かりやすく、示唆に富んだものでした。アンケートに関しても非常に満足との声が多く寄せられています。
二日間のセミナーの間には懇親会も開催され、一流コンサルタントに抱く先入観を払拭させてくれるような、気さくな側面も見せてくれました。
講義内容は以下の通りです。
・11月13日(土)午後「中堅幹部と経営幹部の違い」
中堅幹部と経営幹部の役割期待、行動、思考方法等の違いを明らかにし、経営者に必要とされる能力が必ずしも中堅幹部に期待される能力の延長線上に無いということを示す。それにより、経営者とは何かを考えるスタートとする。
・11月14日(日)午前 「リーダーシップと経営者の特性」
経営者特有の思考方法、行動を理解することにより、その職務の重さ、決断の難しさ、悩みを理解するとともに、必要とされるリーダーシップのあり方を議論する。
・11月14日(日)午後「企業変革への仕掛け」
経営幹部に最も期待されることは、企業変革である。そのためにどのようなことを考え、どのような仕掛けをするべきかを、変革を成し遂げた企業の事例等を使い、議論を通じて明らかにする。
古谷 昇 講師
- 1981~2000 BCG勤務。1999年よりBCG東京事務所長。19年間にわたり経営戦略コンサルタントとして活躍
- 2000~2005 株式会社ドリームインキュベータ(DI)代表取締役 2002DIを東証マザーズに上場。2005 東証一部へ昇格。
- 2005 有限会社ビークル経営 営筑波大学大学院客員教授
古谷先生の講義に関しては以下のコメントが寄せられています。
- 教科書では学べない「生の」お話がとても刺激になりました。
- トップマネジメントとミドルマネジメントの違いに注力したことがないので、頭の整理と今後の参考になりました。
- 経営者リーダーシップとミドルリーダーシップの共通点と決定的な違いがよくわかった。戦略よりリーダーシップにフォーカスしたケースの方がテーマにあっているかもしれない
- 対象をこの年代ということであれば、トップマネジメントの思考方法などの話よりは、ミドルとしてのモチベーション管理とかの話の方がいいか
もしれません。その延長線上にトップマネジメントの行動様式があると思います。
- わかりやすい講義で、内容も興味深いものでした。(非常にビジネススクールらしいテーマ)
- ディスカッションの時間をもう少しとってみてもよいのかもしれません。
- テーマを経営者のリーダーシップに特定したことも、理解しやすい理由の1つだと思いました。戦略論も実践的でよかったと思います。
- 有意義でした。ありがとうございました。経営者の苦労、目線が少しでも理解できたと思います。経営レベルとの差はあるかもしれませんが、
製品開発(研究)でも、長いトンネル、顧客、営業、工場他からのプレッシャーなど、類似点がある思いがしました。実務でも、トラブルを引き受ける(引き受けざるを得ない場面が多々ありますが)、環境が人材を育成するかと思いました。
- リアルなケースをベースに当事者でいらした先生に受ける講義は非常に実感がわきやすく、楽しかったです。
- 修正希望点:内容自体に不満はないのですが、そもそもこういった内容のクラスそのものがIBAにあったらいいなあと思います。
- 個人的にマネジメントは次のレベルの職責であるので心構えのつもりで聞くことができました。外資の地方営業として理解に苦しむ指示が多数あり、それに悩むもしくはスルーしてしまうことがありましたが少しだけでも理解できることが増えたことは良かったと思います。今回の内容のままでも企業の若い人たちに講義することは非常に意義のあるものではないかと思います。また機会があれば参加したいと思います。
- 素晴らしい内容でした。残したメモを定期的に振り返る材料にします。また古谷先生の続編があれば、是非参加したいです。IBAの卒業生が期を問わずこういった形で集合することは良いと思います。
- 経営者のリーダーシップは初めての内容であり、今まで受講したことがなく貴重な体験であった。特にトップマネジメントの意思決定においての考え方が学べたことは今後の社会人生活にとって活かせる。
- ミドルマネジメントと違う、トップマネジメントの役割意識が極めてわかりやすく示されたと感じた。自身が急に中小企業の取締役になったため、とまどいを抱えているところに対しても、一般的にそんなものなのねと思うことができ、気持ちを楽にしていただけた。
- トップのリーダーシップについて、現場に即したお話を伺え、とても有意義でした。仕事柄、企業のトップと話をする機会など多く、また今、経営
の一端を担っており、今日2日間のお話はおこがましいですが、どのお話も経験からくる実感として納得や共感しました。これまでやっていた
ことが自信のないこともありましたが、背中を押していただけた気がしました。最後に、経営者は運が強いというのはその通りだと思います。
運が強いというより運を引き寄せることができる人だと思います。ありがとうございました。